がんという病気
人間の体は約60兆個の細胞から成っていると言われています。これらの細胞はそれぞれの役割を果たし、ある一定の調和を保っています。がん細胞はこのような正常細胞が変化して出てくるもので、体全体の調和を無視して無秩序に増え続けるのが第一の特徴です。さらにがん細胞は周りの正常な組織に侵入したり、血管やリンパ管を通って体のいたるところに定着し、そこで増殖する性質があります。がんが他の病気と大きく 異なるのはこれらの性質によります。またこれらの浸潤や転移をする性質のため、がんは悪性の病気であるといえるのです。近年、医療技術が進歩し、「治るがん」も増えました。また完治できなかったとしても、がんと共存しながら快適に生活することが可能になってきています。しかし、がんの発症には喫煙や食習慣などの生活習慣が関係していることが明らかになり、個人の生活習慣の改善がより見直すべき点となってきています。